2006年04月17日

知る人ぞ知る名品

 東京国立博物館へお出かけの際は是非本館の常設展示室を訪問してください。そこの第十室には浮世絵の展示室があります。そこの中央には窪俊満という人の「夜景内外の図」という作品版画が展示されています。

 窪俊満という人名なんて聞いたことないですよね。私も恥ずかしながらしりませんでした。

 その作品は江戸の18世紀の作品だそうです。三枚の版画を組み合わせて一つの画面を作っています。なんで三枚かというと、Kentという紙の企画が定着し、それ以外の大きさの紙で版画をすると高くついてしまうからだそうです。「見当違い」はここから来ているという説もあるそうです。実際のところはよく知りませんが。

 この作品は12段階の版で作られているそうです。よく作品を眺めてください。黒一色ではなくって、黒色でも少しずつトーンが違っています。左下の建物の前に置いてある灯篭のようなものから光が出ています。

 その光に照らされて、女の人(だったと思います)の足元が少し明るくなっています。木の木目の表現も繊細です。女性の顔や表情も他の作品と比べて繊細です。

 こんなところにしておきましょう。細かいことは忘れてしまいました。余に圧倒されてメモを取り忘れてしまうという失態をしでかしましたので、ご容赦を。

 そのほかにも浮世絵の部屋には鈴木春信筆「三十六歌仙・在原業平朝臣」があります。この頃の春信作品は別格だそうです。顔が違うということです。左隣の春信の作品の顔とくらべてみてください。なんと「三十六歌仙・在原業平朝臣」の手の込んでいることでしょう。それはパトロンがしっかりしていたためだそうです。

 部屋に入って右奥にも窪俊満の「群蝶画譜」があります。これも蝶の羽に金が注してあったり、左下の青白っぽい蝶のその下には薄く銀が張ってあったりとよくよくよく見ないと分からないところまで手を込んでいるという周到さです。

 後は、尾形光琳の「風神雷神図屏風」も出ていますし、絶対行って損はありません。改めて東京国立博物館のキャパシティーのでかさを感じました。

 単眼鏡を持っていくと細かいところまで拡大して見ることができるので便利だと思います。また下の広告を押してご協力をお願いいたします。

  
posted by にわか at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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