

次に、若冲だと確定しているタイル絵をご覧ください。

次に少し怪しいか?というタイル絵をご覧ください。




いかがでしょう?こちらの手違いで、画像がおかしくなってしまいました。ごめんなさい。
さて、みなさんはすべて、若冲の絵だと思いますか?比較してみてください。
私は先日、タイル絵を見たときは「この執拗さは若冲だ!」と思いましたが、こう比較してみると少しというか、かなり考え込んでしまいます。
というのは、「この執拗さ」は「タイル絵が一つしかない」と思っていたからこそ、そう思ったのです。「この発想は若冲しかできない。」と。けれども、このようにいくつもタイル絵が出てきますと、誰かが「若冲のタイル絵を真似て描いた」と考えることが可能になるのです。
みなさんはどう思いますか?ご意見、ご感想をお待ちしています。みなさんの意見が聞きたいな。
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この透明感が若冲のひとつの特徴かなと思うんですが、他の二つはややその点で劣るような気がします。動物を比べたときに二つの屏風は三つ目の屏風のほうが最初のプライスさんのよりもやや上手です。
白象図(A)>静岡県立博物館本(B)>プライス本(@)
あくまでも私の鑑識ですが...。そう思うと、佐藤氏という先生の「プライス本は若冲の筆ではない」という説が分かるような気がしてきます。
ただ、私の目にはタイルのリアルさはプライス本が一番よいと思いました。
P.S まだまだ私、観る技術は勉強しなければいけません。